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海豆
性別:
女性
職業:
手仕事
趣味:
海散歩
自己紹介:
海や山。自然の恵みに感動し、感謝して過ごす日々の暮らしと手仕事。何気ない話。云々・・。
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海を旅する豆。
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最近、どうも海豆ちゃんやガラス玉を拾ってウキウキ♪ってな感じのお話ができていません。
まったく拾っていないわけではないのだけれど。 あまりゆっくりとビーチコーミングの時間は持てて無いけれど、 ほぼ毎日の海にご挨拶で、ちょこちょこと出逢いはあります。 カメラもほぼ毎回連れて行っているし、写真も撮ってはいます。 なのに・・・。なぜでしょうね・・・。 あまり、ウキウキ♪な気持ちになれていないのです。 私の今までのブログを読んでくださって、なんとなくお感じになる方もいらっしゃるのでしょうか・・・? わたし、かなり重度の物思いに沈んでいます・・・。 おそらく、それで心からウキウキ♪とは喜べない自分がいるのです。 ここでお話するのも、なかなか頭の中の整理がつかず。 どこまで、自分の思いを吐き出すべきか?正直わからないので、 とりあえず、簡潔且つ素直に綴ります。 重い空気はイヤなので、写真はさわやかに・・。 まずは、大好きなマングローブさん。 この海まで足を延ばしたら、必ず逢いに行く大好きなヤエヤマヒルギと、ヤラブの大きな木。 手前のヤラブの大きな幹に腰掛けて、お弁当を食べたり、 目の前のヤエヤマヒルギさんの前で恥ずかしげも無く大泣きしたり。 晴れた日も、雨の日も、 引き潮の時も満潮の時も・・。 焼け付く熱い陽射しの下でも、 台風の中も、 このヤエヤマヒルギさんは、 ぽつん。と、干潟にいて、 ふたりで支え合って立っています。 一見、1本の木に見えるのだけれど。 細い2本の木が抱きあって立っていることに気がついたときは、本当にびっくりしたやら、嬉しいやら・・。感動しました。 どっぷりドツボにはまったときに、このヤラブにだっこされて、ヤエヤマヒルギさん達に話を聴いてもらっています。 でもね、今の物思いは、ヤラブさんにもヤエヤマヒルギさんにもなんて言ったら良いか? ためらいます。 結局、何も言えないままなのです。 私は、このブログでも何度も書いていますが、海が大好きで、森も大好きで、生き物が大好きで・・・。 この豊かな自然の中でどれだけの元気をもらっているか・・。 だけれど、今、海に行ってもすごいゴミだし、最近廃油ボールがやたらたくさん流れ着いていたり、 プラスチックのゴミを良く見ていると、どうもカニなどの生き物が食べれるものと間違えてか、付着している貝の痕などをかじったのか? 小さくちぎったように見える痕があったりします。 最近、ブダイ系か?フグの仲間なのか?同じ種類の魚がたくさん打ちあがっていたり、 海鳥が死んで流れ着いていたり・・・。 それは、漂流ゴミや環境汚染などが原因ではないのかもしれなくて、 自然現象かもしれないけれど。 私の目は、大好きな海豆よりも、廃油ボールにばかり行くようになったし、 何年も島に住んでいて、大量にゴミが流れ着くことも当たり前に知っているけれど、 どうしても私の目も気持ちもその現実に慣れることはないのです。 そんなの、みんな同じでしょうけど。 だから、私にできることがないか?考えて思いついたことはやることにしています。 でも、今の現状では成す術も無いことが多かったりします。 以前、死んでしまった海鳥の胃の内容物を調べた写真を見たことがあります。 確か、アホウドリの仲間だったと思いますが、ペンとか歯ブラシやブラシ、プラスチックのパイプ(牡蠣の養殖用)などの人工物を、魚と間違えてたくさん飲み込んでいました。 そのことを知ってとてもショックで、私は浜でペンとか細長いものを見ると、自分が飲み込んだ気になってしまい、お腹痛くなったりします。だから、ボールペンなどを見かけると思わず拾っています。 私が住む島は、ゴミ処理設備が満足ではありません。 だからもちろん、こうして海で拾ったゴミは、本当は受け付けてくれません。 行政のゴミ処理は、リサイクルのペットボトルや缶など以外は、埋めている状況です。 拾っても埋められると思うと意味が無い気がしますが、とりあえず少しでも生き物達が誤飲しない為に・・というだけです。 廃油ボールもどこにも行き場がない状況で、知人が役場へ持って行ったところ、一瞬預かってくれたそうですが、すぐに返却されたそうです。 美しくて、豊かな自然とこれからもずっと共に生きていく為に、今急がなければいけないことがたくさんあるのでは?と、私は思うのですが・・・。 先程の、海鳥の胃の内容物のお話を親しい友人にした時に、「○○さんは、自然に近いのね~」という言葉を頂きました。本当に、どちらかというとお褒めの言葉なんだと思うのです。その気持ちはありがとうと思っています。 だけれど、どうしても引っかかってしまいました。 私たち人間だって、自然の一部なんじゃない?? 私はいちいち過剰に反応しすぎかもしれません。 きっと、友人も深い意味はなく言ったことだとわかっているけれど。 私はただ普通に、海が好きだからよく海を歩いていて、たくさんのゴミや生き物の亡骸を目にして心配なだけなんだけれど。 今、わたし、ちょっと疲れてひねくれています。(疲れなくても、充分ひねくれてるって?) なんとかしたい一心で、動いてみてもなかなか先は見えてこない。 自分が思いついてやっていることには、ゆるぎなく信念のようなものを持っているつもりだけれど、 最近少し浮いてしまっているというか、温度差がある感を抱いてしまって、情け無いやらばかばかしいやら・・・。 だから、海を歩いて海豆見つけてウキウキ♪になれないのだ。 そうだ。ここでも私は『自分の物差し』でしか周りを見れていないのか・・・。 わかってはいるつもりだけれど、やっぱりドツボにはまってしまうんですよね。 確かに、むずかしくて、どうにもこうにもならずに歯がゆい現状ではあるけれど、だからと言って、しょっちゅうこんなんでは、身が持ちませんです。 今、ここで膿を出させていただいて、明日からまた気分一新で前向きに歩きたいと思います。 明日の海も、間違いなく私に恵みや元気を分けてくれるんだから・・・。
COMMENTS
福岡のひろみです!
切ないです・・ そうなんですよね、私たちも自然の一部、自然そのものなんですよね~ 最近、その一番近くの自然(わたし)を全く無視していたことに気づいて、ここ数ヶ月、自分を感じて大切にすることに取り組んでいるところでした~ それにしても・・お気持ちとても伝わってきて、言葉がないです・・・ from ひろみ ひろみちゃん。
私のこの長々と綴ってしまった文章を読んでくれてありがとう。 読んでもらえただけでも嬉しいのに、コメントまで。 本当にありがと!元気もらえます。 今の時代、ついつい忘れがちになってしまうことが多いけれど、 そうやって、みんなが時々立ち止まって、まわりをよくよく見るだけで 少しは違ってくると思うんだ。 特別なことをやらなくても、良く見て何かを思ったら、心のどこかにとどめておくだけで、普段の生活の中で少しずつ意識が芽生えてくると思う。 自分自身のことも。 私のことは私がちゃんと見つめてあげなきゃだね。 from MASTER 2008.03.17 Mon 13:00
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