[PR] | 2024.11.23 02:44 |
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
category : |
カレンダー
カテゴリー
ブログ内検索
アーカイブ
リンク
最新トラックバック
最古記事
プロフィール
HN:
海豆
性別:
女性
職業:
手仕事
趣味:
海散歩
自己紹介:
海や山。自然の恵みに感動し、感謝して過ごす日々の暮らしと手仕事。何気ない話。云々・・。
フリーエリア
カウンター
フリーエリア
フリーエリア
コガネモチ
忍者アド
忍者アナライズ
PR |
海を旅する豆。
| |||||||||||||||||||||||||||||||
本日の、カワイコちゃんです。
ん?・・・。とっても視線を感じると思ったら・・・。 みんなで見てた・・・。 このひとたちは、みんなお母さん。 ひとりひとり、顔も性格も個性があります。 私たちも色々と大変なんですよ。 本日の悩める奥様・・。 名前は、なが子さん。 隣の奥さんが怖くてね・・。 意地悪されて、なかなかお食事もできませんでしたの。 あらま。何か? そしらぬ顔の、ちなつさん。 ふんぐぅ~~っ!! 良く食べて良く出す時のお顔。 思わず、笑っちゃった・・。 エヘヘ。 楽しいよ。
島は、サトウキビの季節です。
キビの花が太陽の方へと首を伸ばしてます。 ここ数日、雨の日ばかりです。 この写真は、つかの間の晴れた日でした。 製糖工場が操業を始めて、見慣れない顔の人もたくさん島の外から働きに来ています。 この島にとっては、1年の中で一番賑やかな季節です。 雨の中でももちろん、毎日キビ刈りしています。 島人の皆さんは、本当に良く働きます。日中良く働いて、夜は良く飲みます(笑) どんなに飲んで二日酔いでも、翌朝はちゃんと早起きして仕事に出るので、 私なんかは感心してしまいます。(私は翌日休みでない限り、お酒飲めません・・) 今年は、台風の影響でサトウキビの成長があまり良くないようなことを耳にしました。 確かに、私の目から見ても例年よりキビの背が低いような気がします。 農家の皆さんの日頃の働きぶりを目にしているので、私にとっても、毎年のキビの様子は、 他人事ではありません。 台風の被害は、サトウキビだけではありません。 山の生き物たちも、過酷な生活をなんとか生きています。 イノシシたちは、大好物のどんぐりが台風で実を落としてしまっているので、食べ物に困ってさまよっています。 海岸では、イノシシが砂浜を掘り起こしてカニ等を探した痕跡がたくさんあります。 島の男の人達は、イノシシ猟にも出かけますが、イノシシは山にはほとんどいなくて、作物を食べに畑に降りてきています。 サトウキビは、イノシシにとって格好の食料なんです。 だから、猟師さん曰く、「山のイノシシは痩せてよ。キビ食べてるイノシシは、太ってよ~。畑のイノシシがかえって上等であるさ。」なんです。 サトウキビ農家の皆さんは、イノシシの被害に頭を抱えるけれど、猟師さんたちが今年はキビ畑の周囲にもたくさん罠をかけてくれています。(というか、農家兼、猟師の方も多いです。) 台風の被害、毎年ひどくなっていってる気がします。 人間もイノシシやコウモリ等も、厳しい中でも必死に生きています。 普段だったら食べるはずがない『クワズイモ』をイノシシが掘り起こした跡を山でたくさん目にしました。 『喰わず芋』なのにね・・。 たった一人で田んぼで食料を探してるウリ坊・・。 一人でもたくましく生きてるんだ。 ウリ坊をしばらくじっと見ていて、私も強く生きるんだ!!!と、勇気付けられたのでした。
『ちょいワル』って、今も言うんですか??
我が家はTVも映らないし、全く時代の流れについていけてないので、あんまり知らないけどちょっと使ってみたけれど・・・。 だって、このひと。ちょっと悪そうじゃないですか? 葉っぱのこのトゲトゲ。なんてことですか? うっかり触れると、痛い目に遭いそうです。 この植物の名前は『テリハザンショウ』と、言うらしい。 このテリハザンショウの蔓も、かなり悪いやつで、恐竜みたいにトゲトゲです。 葉っぱの裏側を見ても・・・。やっぱし。ワルイ・・・。 私が森で逢ったテリハザンショウは、まだ幼いらしく、まだ蔓になっていませんでしたが、幼くてもかなりトンガッテいます。 初々しい新芽ちゃんも、ほら。この通り。 そんなテリハザンショウ。私、とっても好きです。 蔓もかなりかっこよいと評判です。 そのうち、山で逢ったらカメラに収めるとしましょう。
願い叶って、畑を借りれることになりました。
牛を飼ってるおじいに交渉してみたら、案外あっさりOK貰えました。 やったぁ!!これで、やっと畑で木綿を栽培できます。 私は、沖縄の島で織物をしているのですが、この島では染料を森から採ってきて、 糸を染めるところから自分でやります。 つまり分業ではなく、一人の織り手が最初から最後までひとつの布を作り上げるのです。 糸も昔は自分で紡いで織っていたのです。 現在は糸は糸屋さんから買って、それを染めていますが、 自分で苧麻(ちょま)や芭蕉の繊維を採って、横糸用に紡いだりします。 私は、自分で栽培した綿で糸を紡いで織りたいと思っています。 まだまだ道のりは長いですが、少しずつ近づけるよう頑張ります。 畑を借りるまで、ベランダにてプランターで棉を育てていました。 種を蒔いて、芽が顔を出すのを待ち焦がれて・・・。 ベランダでもとても楽しかったので、今度は本格的に畑仕事で、どんだけ楽しいのだろう?(笑) 規模が大きい分、寄生虫や病気になったことを思うと大変だろうな・・とか心配もあるけれど、嬉しくて楽しみの方が勝ってます。 棉の蒔き時は、通常5月ごろと言われてますが、こちらは亜熱帯の島ですので、本土より一足お先に種蒔きします。 こちらの冬はどんなに寒くても10℃を下る事はないです。 でも、海風があたるので、体感温度は結構寒いです。 (15℃くらいでも、「寒い、寒い」と騒いでます。) 棉が発芽する適温は、20℃以上だそうです。 こちらは冬でも天気が良ければ、20℃くらいはすぐなります。 ここ最近は、雨が多かったりして寒い日もありますが、もうちょっとしたら試しに種を蒔いてみようと思っています。 こちらは、夏から秋には猛烈な台風に見舞われてしまうので、なるべく台風の被害が少なくなるように、時期をずらしたりしてみよう。3回くらいに時期を分けてみたりして、どの時期に植えた綿が一番良くなるか?試してみよう。 綿の話も、豆と同様に、なかなかつきません・・。 綿にも、色んな種類があるんです。 まだ、勉強不足なところもあって、知らないことやわからないこともたくさんあるのですが、今現在、プランターで栽培している綿は10種類以上あります。 違う種類のものと交雑しないようにするのに苦労していますが・・。 カラード・コットンと言って、最初から色がある綿もあります。 日本で昔から栽培されている(和綿)の類は、基本的に花が下向きに咲きますが、 アメリカ綿など洋綿は、花が上を向いて咲きます。 それは、日本が雨が多い地域なので、その風土にあったように下向きに咲いて綿が弾けたときに雨に濡れない為なのだそうです。 それだけでも・・。私は感動です・・。 棉の成長も、随時お知らせしていこうと思っています。
昨日も山へ。木の根っこの階段を登って山道を進むと・・。
あれ?海豆が山の中に?じゃなくて、海豆は元々は山にいた山豆だった。 この豆は、ハスノミカズラ。海でも良く逢います。 あるビーチでは季節になると、両手からこぼれる程落ちてます。 白いコや、黄色いコ。まん丸なコや、面長なコ・・。 みんな、森の中で生まれてコロコロ転がって、チャポン。と川に落ちて海へ旅に出るのです。 私が歩いた山の斜面にも、たくさんコロコロしてました。 ハスノミカズラは、最初は水に浮かないようです。泥で汚れたコを近くの川で洗っている時に、試しに落としてみましたが、浮かずに底を転がっていきました。 海岸で逢うコの中には浮くコもいます。そんなコは、遠く海外から長旅をしてきたコかもしれません。 ハスノミカズラは、シロツブという豆と混同されたりするそうです。 種子も葉も良く似ていて、外見からはそうそう判別できないようです。 ただ、シロツブはほとんど海外産のようなので、森に自生しているものはほとんどがハスノミカズラだと思われるそうです。 海豆のコで水に浮いたり、長旅で色んな付着物をつけてるコは、海外からのシロツブなのかなぁ・・。と、思ったりしてます。
そろそろビーチでの事も記事に登場させたい!のですが、
あいにくの雨続きで、海散歩できてません。(というより、本当なら雨でも歩く私なのですが、ここのところ珍しく多忙で時間を作れてないのです。) でも、今まで歩いてカメラに収めていたものがあるので、 ここらでビーチコーミングの楽しさや、『海豆』の紹介も少し。 ビーチでは、色んな出会いがありますよ~。 この、さや。初めて見た時はとてもびっくりしました。ぱっと見、えらくブサイクで。 中にはこんなコが!カショウクズマメという豆。中の豆は海岸によく落ちてます。 カショウクズマメは森に自生していますが、森のコもかわいいけれど、やっぱり一度冒険に出たコがまた更にかわいくてたまらないのです。ワタシ、ヘンデスカ?? 他にも色んなコたちに逢います。これから少しずつ紹介させていただきますね。
昨日は雨の中、山でお仕事。
さすがに足場はぬかるんでいて滑るし、泥んこだし寒いし。 虫刺されはひどいし・・・。 でも、ふと雨の森で立ち止まって、深呼吸でもしてみたら、とっても気持ちが良いのでした。 雨に濡れた葉っぱは、つやつやで生き生きしています。 ここは亜熱帯の島で、豊かな森です。 森のエネルギーを頂いた一日でした。 森の恵みも頂きました。これは、ホウビカンジュという、シダの仲間です。 クルクルっとした新芽を採ってきて、茹でてドレッシング和えで美味しく頂きました。
umimame。海豆。
海を旅するマメ科の種子のことです。 英語ではseabean。 私は、島で織物をしながら暮らしています。 周りはもちろん海に囲まれていて、ビーチを散歩すると色んなものに出会います。 その中でも、私が愛してやまないのが、海豆たち。 小さな体でどんぶらこと、はるばる遠くまで旅してきます。 そんな海の旅人たちとの出逢いの話や、島の暮らし、 豊かな自然のこと・・。 それから、手仕事で織りなす『uminuno 海布』の紹介も 少しずつできたら・・と思います。 これから、どうぞよろしくおねがいします。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||
△ TOP |